おはなしを唄う

2010年6月16日 (水)

日本むかしばなし「屁こき嫁ご」の唄

さて、先日連載した「おならのお嫁さん」ですが
つい、調子にのって、表紙も描いてみました。
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そして、ついでに唄もつくってみました。
お好きなふしまわしで、歌ってみてくださいね(笑)

うらの はたけの だいこんが
すぽん すぽんと ぬけとった
ゆうべ ござった よめさまは
つのを かくして しりだして
おおきな へを こいたとな

やまの かきのき あかいみが
ぱらん ぱらんと おちとった
ゆんべ だされた よめさまは
つのを かくして しりだして
おおきな へを こいたとな

だども よめさま よいよめご
ぶおん ぶおんと ひとふきで
てきの へいたい おいはらい
ほうびに もらった のっぱらで
おおきな へを こいたとな

つのを かくして しりだして
ぶおん ぶおんと こいたとな

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このおよめさん、今では赤ん坊も授かって、しあわせに暮らして
いることでしょうね。

さて、ちょこっと、後日談です。
大きなおならをするだけでなく、それを吸い込む!!
お嫁さんもいるようです。
畑まで、お姑さんをふっとばすのは同じですが。。。
ぶお ぶお ぶおーん!
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「しまった!」と思ったお嫁さん、あわてて、おならを吸い込みます。
すぽぽ、すぽすぽ、すぽぽーん!
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この失敗で、やはり嫁ぎ先を追い出されます。
ですが、こちらは、その道すがら、たくさんの米俵をつんで
動かなくなった船をみつけます。
男たちが何人かかって押してもびくともしない様子に、お嫁さん。
「うふふ、あたしなら、できるがなぁ」
男たちはおこります。
「ふん!できたら、米をくれてやる」
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お嫁さんは、さっそく、おならひとふき!ぶお ぶお ぶおーん!
たちまち船はふきとばされ、波のうえ!
男たちが目をまるくしていると、こんどは、吸い込みます。
すぽぽ すぽすぽ すぽぽーん!
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こうして、どっさりお米を手にいれたお嫁さん。
嫁ぎ先に凱旋!
いつまでもいわに暮らしたそうな。
 よかったね。

長い話におつきあいくださいまして、ありがとうございました!

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2010年3月22日 (月)

狂言「花折り」~「はなみのおてら」おまけ

狂言「花折り」を題材にして「はなみのお寺」というお話を
展開してまいりました。

「古典」といわれる分野を親しみやすい形で
紹介していきたい!というのは、
前々から考えていたのですが、
それから、発展させて、こどもの劇や遊びのなかにも
取り入れてみたいなぁ。とも思っているのです。

本日は、ちょこっとおまけで、
「はなみのお寺」を「かごめかごめ」にしてみました。
「はないちもんめ」の調子で歌います。
Photo_2 
●輪になって小僧さんをかこみ、歌いながら、まわります。
 小僧さん役は目かくししてじゃがんでいます。

(輪)小僧さん、小僧さん 何してる

(小僧)わたしは お寺の 桜守り
    和尚さんの いいつけで 
    るすを 守って おりまする

(輪)小僧さん 小僧さん いれとくれ

(小僧)わたしは お寺の 桜守り
    和尚さんの いいつけで
    どなたも おいれできませぬ

(輪)桜が みたい
(小僧)桜は ないよ

(輪)だんごが あるよ
(小僧)だんごは いらない

(輪)このかんかん坊主 くそ小僧
  うしろの 正面 だぁれ♪

●小僧さん、うしろの人を当てます。
あたったら、交替。

ああ、なつかしい。
校庭で、放課後、くりかえし、くりかえし遊びました。
「あ~ぶくたった、にえたった♪」も好きでした。
今のこどもは。。。知らないと思うけど、
こうした遊びを、覚えたら、楽しいと思ってくれるのかしら?

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2009年6月15日 (月)

「酒呑童子」を唄う

以前カテゴリー「絵の話」で書きましたが

酒呑童子のお話は、絵の題材として、好きなテーマです。

「不憫な酒呑童子」前編

「不憫な酒呑童子」後編

こちらを、「詩」に落とし込んでみたいと思います。

「杯の夢」

幼いおまえが 鬼となる

わけは どこに あったのか

うばった宝に かこまれて

うばった姫を 食べるのは

母が 憎しと 思ってか

おおさかずきを かたむけて

こくり こくり 夢の先

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おおくび 斬られ とんでゆく

夢の続きを 供にして

なくした心を さがしてる

わすれた唄を 数えてる

母が 恋しと 泣いている

おおさかずきを かたむけて

うつら うつら 母のひざ

うつら うつら 眉の月

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2009年6月13日 (土)

「お坊さんと白い牛」を唄う

新しいカテゴリー「おはなしを唄う」を設置いたしました。

こちらでは、「百物語」のなかで書いたお話を

「詩」?「童謡」?といったものに落とし込む作業を

試作してゆきたいと思います。

読んでくださった方は、思い出していただき、

読まれていない方は、お話と一緒に

楽しんでくださったら嬉しく存じます。

では、4月 最初に書きました

宇治拾遺物語「お坊さんと白い牛」の前編と

後編から

「岩になったお坊さん」

ふかい ふかい 山おくで

しろい うしに 会いました

しろい うしは しろい尻

しろい おっぽが

ゆうらり ゆうらり

きれいな きれいな 花園で

あかい 花を 食べました

しろい うしは しろい尻

おなかが ふくれて

ふうらり ふうらり

見ては いけない うしでした

食べては いけない 花でした

だれも 知らない 洞窟で

わたしは 岩に なりました

虫が 泣いて くれましょか

花が 咲いて くれましょか

雨が わたしを 清めましょ

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http://pulinblog.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-618d.html

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