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2014年6月20日 (金)

真砂女の恋歌を書にして

6月17日西垣一川先生の書道教室でお稽古してまいりました。

20140618a
(うすもの)や 人悲します 恋をして
こちらは、鈴木真砂女の歌。
真砂女は。恋多き歌人として知られてますね。
女流歌人は自己陶酔型が多いけど、この歌もまさにそんな
カンジです。
夏の薄い着物をまとっているわたしは人を悲します恋ばかり
してますの。うふん。といった、意味でしょうか?
お相手は年下の妻帯者、しかも海軍士官と道ならぬ恋におちて出奔。
したそうな。
離婚後は、小料理屋さんをやりながら、96歳まで生きたそうな。
恋におぼれる人はそれだけ、パワーがあるということ。
たくましい〜です。
そして、もう一枚「玉壷氷」宝石でできた壷にもられた氷?
なんでしょう?と思って調べてしたら、王昌齢という人の漢詩の
結句「一片氷心在玉壷 一片の氷心玉壷に在り」
からきた言葉のようです。
20140618b
左遷され、辺境の地に追いやられた作者。彼を友人がたずねてきて、
一晩語り合います。朝、都にかえる友人を見送りながら読んだ詩。
「都の友人たちが、わたしのことをたずねたら、伝えておくれ。
わたしの心は澄み切っているよ。ひとかけらの氷のかけらが玉壷に
浮いているようなそんな清らかな心のままだよ」
心にぐっときます。。。かくありたいです。
それにしても、歌というのは、安穏とした生活のなかでよりも、
不幸とか逆境とか、禁断とか。。の状況のほうが、いい歌が生まれる
ことが多いのではないかなぁ。と思いました。
20140618c

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