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2013年9月

2013年9月28日 (土)

「ペコロスの母に会いに行く」試写会

秋めいてきました。

見つめをる 月より何か こぼれけり(風生句)
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この句を詠んだ方は、何を思って月をながめていたのでしょう。
むくわれなかった恋でしょうか??
それとも遠く離れている大事な人のことでしょうか??
月には、己の物思う心を映しだすふしぎな力があるような。。。
眺めていて、ふと涙がこぼれたのかも??
それを月からこぼれたように表現したのかもしれません。
さて、せつないけど、人生泣き笑い。
60歳過ぎた息子とぼけてしまった母との交流、
老老介護を描いた映画「ペコロスの母に会いに行く」の
試写会にいってきました。
老いること、ボケること、ハゲること(笑)を抱きしめるように
いとおしく描いた作品。
すばらしかったけど、自分はこの映画のように、
痴呆症が進む親をおちゃめに愛せるかどうか??
こんな少女のようにかわいいボケばあちゃんにはとても
なれそうもない。と。。。
こうなるのは、明日でもおかしくない今、とっても考えさせられた
映画でした。
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そして、こちらは、余談。
9月に発売になった「体験!子ども寄席」が図書館新聞で、ちょこっと
紹介されました。うれしいです。絵は「たらちね」から。
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2013年9月22日 (日)

千葉の町おこしを考える

仲秋の名月の日。
お迎えを待ってていたのですが、来ませんでした。

どうしたのかな~(笑)
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というわけで、、両国のやきとり屋さんへ行きました(大笑)
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歴史で千葉の町おこし~を考える会の結成。
親睦会でした。
みんな千葉におうちがある歴史好きのメンバーです。
わたしは東京生まれですが、今、実家は千葉にあるのです。

源頼朝を助け、鎌倉幕府の支えとなった義侠の人
「千葉常胤」とその子孫の話しをしました。
一族は、千葉にととまらず、奥州、九州にも広がっていきます。
相馬とは、親戚のように仲良しだったりします。
スケールも大きくて、おもしろいです。
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千葉常胤はいわゆるナンバー2.
保科正之とか、山本寛助とか。。
ナンバー2にあたる人の心理と悲劇はドラマです。
編集者と脚本家と絵描きで、これから、何ができるかな??

絵は「八幡太郎義家」から。
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文楽「伊賀越道中双六」を見る

9月15日、台風前夜。

運よく雨に会わず文楽を見てきました。

「伊賀越え道中双六」。仇討ものです。
いちばんの見せ場はわが子殺し~!!
仇討の助っ人「政右衛門」は身をいつわって敵側に潜入。
そこへ女房お谷がこどもを見せにはるばるやってきてしまって。。。
敵に正体を見破られるわけにいかずに、
涙をのんで、女房を追い出し、わが子を殺してしまいます。
そのシーンは。。
ああ~お人形とは思えないすごい迫力で。。。
見終わって、へとへとでした。
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台風は京都が大変でしたね。
でも、そのあとは、すっかり秋晴れです。
お散歩が楽しい季節になりました。
絵は一休さん。「この橋わたるな」から。
こんなふうに賢く堂々と、天下の往来を歩いてみたい
ものです♪
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2013年9月14日 (土)

迷路えほん「たろうがいっぱい」の発売

迷路絵本「たろうがいっぱい」(チャイルド社)が発売されました。
作-間部香代 絵-水野ぷりん  です。
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ちょっと気弱なたろうくんが昔話の世界に迷い込んでしまいます。
そこには、ももたろう、きんたろう、うらしまたろう。。など、たろうが
いっぱいの「たろうのくに」でした。
彼らの困ったを手助けしながら、迷路をぬけて。。。
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いつのまにか、ちょっぴりたくましくなっていくたろうくんのお話しです。
迷路のほか、数を数えたり、まちがいさがしもしながら、
集合の考え方も少し学んでいける知育絵本です~
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大きな書店さんにいらしたら、のぞいてみてくださいね。

楽天ブックスでも購入できますよ。
honetoネットストアでも~。

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ふたつの新しい出会い

こちらは、20年も前に八ヶ岳高原アート美術館に出品した
小さな絵です。
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どなたのところにお嫁入りしたのか、まったく知りませんでしたし、
スキャンして保存するなんてことのない時代でしたので、描いたこと
すら忘れてました。
でも、この絵を購入してくださった方とフェイスブックで知り合いました。
「この絵はぷりんさんですか??」との問い合わせがあって、
ただただ、びっくり~。でも、感動しました。
その方が、お仕事で上京されるとのことで、神楽坂でランチを
ご一緒しました。絵とも20年ぶりに再会です。
お話しによると、当時はとても寂しい気持ちで、この絵を見たら
どうしてもそばに置きたくなって、購入してくださったとか。。。
この絵がそんなふうに人をなぐさめたのかなぁ。と思うと不思議な
気持ち。。とても、嬉しいです。
大事にしてくださってありがとうございます。
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そしてこちら別の日。
声優/ナレーターの山中一徳さんに高木愛子さんというキュートな
女性を紹介していただきました。
愛子さんは、作詞作曲家をなさっているそうな。CMから校歌まで!!
即興演奏がお得意で、一徳さんの紙芝居でいっしょに活動も
なさっていたそうです。わたしより20歳も年下。娘のようだわ(苦笑)
でも、おつむの回転のはやくて、才能もあって、
お仕事もとってもできそう。はじめてお会いしたのに、
お話しがはずみました。

四谷の中華屋さんで、親睦会と作戦会議~をしました。
アイディアがいろいろ湧いて、とても有意義でした。
先日発売した「体験!子供寄席」の本を一徳さんに読んで
いただいたりもして、わきあいあい~でした。
さて、これからおもしろいものをつくっていけるといいなぁ。
エイエイオ~!
   
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山中一徳さんの声出演のDVDです。
Yamanaka

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A1あそびうたグランプリ2013に行く

「A1あそびうたグランプリ」に行ってきました。
これは、幼稚園や保育園での子どもたちと遊ぶ「手あそび、
体操、おゆうぎ」などのオリジナルあそびうたを競う大会です。
保育者さんを中心に全国から応募があって、
予選を勝ち抜いた15組が出場。
日本一のあそび歌作家を決める大会です。

「だるまさんがころんだ」や「あっちむいてホイ」
「お買いものごっこ」などに今ふうにアレンジされてとても
おもしろかったです。

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画面右上は、平井敬人くん。彼が歌った「ズーパーミラク牛乳」
の歌は、振付はむずかしいけど、とっても楽しい曲です。
今年度のオムニバスCDにはいることになりましたよ。
おめでとう~。
画面左下は、三根政信&大福さんたち。3年連続入選です。
彼らの「だれだれだあれ?」
は、お友達をあてる歌ですが、、、おっとりしていて、はじめて
会った人たちの自己紹介などにぴったりかも。
三根政信さんのアルバムはこれです~
Cd

優勝は「カワクボメガネ」なんと2年連続優勝!!
抱っこ
してワルツを踊るふれあい遊び。
やはり今回はピカ1。す
ばらしかったです・
ムッシュ香月さんのポキポキ体操。
この人の舞台はまさに
芸人。笑わせてくれるし、
少しもあきない。みごとです。

ゲストのロケットクレヨンさん。ぐるぐる変身。
シンプル
で元気よくって覚えやすくって、
工夫がきく~。うん、と
ってもよかったです♪
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アップしたお写真は、会場の写真に、あそびうたのカット
イラストをはめこんでみたものです。楽しさ伝わるかしら??

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2013年9月 7日 (土)

子どものための落語本「体験!子ども寄席」1巻

「体験!子ども寄席」第1巻(偕成社)が発売されました。
だれでも落語家になれる?ご本です♪

著者/古今亭菊千代 絵/水野ぷりん
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表紙は目黒のさんまから。はじめて食べたさんまの味が忘れられず
匂いを思い出してはうっとりしている(笑)お殿様の絵です。

収められている噺は10席。
○くらしの噺(お殿様や町人のくらしぶりがのぞける笑いばなし)
長屋の花見/粗忽の釘/たらちね/目黒のさんま/紀州
○食べ物噺
時そば/まんじゅうこわい/ちりとてちん/千両みかん/青菜
各噺3~4見開き。会話構成になっていて、読むのも覚えるのも
とても楽なのではないでしょうか?
朗読劇などにも活用できそうです。
そして、もちろんすべてのページに挿絵満載。絵本のようにも
楽しめますよ。
小学校3年生ぐらいからの本ですが、大人でも十分読み応えあります。
各噺ごとにうんちくもはいっていて、お話しの背景から、江戸文化も
学べますよ。
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また、落語のしぐさも掲載。
てぬぐいとせんすが、いろいろなものに変身するのには、感心します。
これで、あなたも落語家になれますね(笑)
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大きな書店で、のぞいてみてくださいませ。
Amazonでも、お買い求めになれます~。

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2013年9月 3日 (火)

落語「柳の家の三人会」に行く

落語に行ってきました。

柳家三三、柳家喬太郎、柳亭市馬の三人会です。
さすがに聴きごたえがありました。
まだまだ聴きなれていないのですが、
喬太郎のはしゃぎっぷりにはいつもながら笑えるし、
市馬は正統派??ほろりともしました。
いちばん楽しかったのは、三三の「お化け長屋」。
長屋の空き家を物置につかっているので、
後家さんの幽霊話をでっちあげ誰もはいらないようにするのですが。。。
三三の顔の演技が最高におもしろかった~。
長屋の住人から、幽霊になったり、どろぼうになったり、
臆病者になったり、怖いもの知らずになったり。。
ほんと、七変化です。
300人ははいってそうな会場が爆笑のうず~でした。
終わってから、軽く一杯。来年度にむけての
企画の作戦会議をしました。
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写真は、チラシにもうすぐ発売の落語本のイラストを
貼り付けてみました♪。。。。
このところ、外出が続いたので、お仕事おくれてます。
がんばらないと~。

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2013年9月 1日 (日)

レイコ・クルック「赤とんぼ」出版記念パーティ

レイコ・クルックさんの出版記念パーティに行ってきました。
レイコさんは、特殊メイク(ドラキュラとかのお顔つくったりするメイク
)のパイオニア。単身パリにいって、今も世界を舞台に活躍している方
ですが、御年78歳で、2冊目の本「赤とんぼ」を出された。
この本は戦争終戦の前後、長崎で10歳の少女だったレイコさんの体験記
が主人公(桂子)の視点でつづられています。
読み始めましたが、早熟な少女の見る戦争における「生と性」は
とてもおもしろいです。
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パーティは。ご本を白石かずこさんが朗読されたり、山本寛斎さんの
ごあいさつがあったりで、とても華やかでした。
会場には、ご自身で描かれた挿絵の原画も展示されていて、それも見事です。
ほんと、独特の世界観ですね。才能がある方というのは、いくつもあって、
自身の感性をまっすぐ信じていくようなところがあります。だれも、じゃま
できないのです。
Photo
こんどは、この本で映画監督もしたいという夢を語っておられました。
とにかく、スケールがちがって、お会いするのは3度目ですが、
そのたび、ただただ、恐れ入ってしまいます。
でも、彼女のまぶしい世界にちょぴりふれると、
こちらも華やかな気持ちになります。

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映像制作会社「phスタジオ
の代表、近藤左千子さんたちと。

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アジアユースオーケストラの公演

オペラシティで、アジアユースオーケストラの公演を聴いてきました。
中国、香港、台湾などアジアの17歳~27歳の若い音楽家だけで
構成されたオーケストラです。
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チケットをちょうだいしたものの、クラシックは、てんでわからない
ので、寝てしまわないか??とても心配してたのですが、
聴いてみたら、壮大なドラマのなかで泳いでいるような。。。
好きなドラマや映画の場面がうかんできたりして、楽しめました。
若いひとたちだけのせいでしょうか?とてもみずみずしいような演奏??
それに、ゲストでいらした「スティーヴン・イッサーリス」という
チェロのソリストさんの演奏は、まるで名俳優さんのように、
表情豊かです。コミカルなのらねこさんのようだったり、
路地を歩くみなしごのようだったり、のどかな牧場の娘のようだったり
。。。素人の私でもうっとり。。感動しました。
クラシックもすてきなものね。誘われたら、また行ってみようと
思いました。写真はパンフをスキャンしてちょっと
自分の絵をはりつけてみたものです

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こちらは、別の日。。。
湯島天神にある「天庄」で、納涼会の写真です。
天庄さんは、江戸前の有名な天ぷら屋さん。
でも、おじゃましたのははじめて~です。
扉をあけたとたん、ごま油の香ばしい香りが!!
御造りをいただいたあと、さくさくとした天ぷらをたくさん
いただきました。沢蟹がおいしかった~。
贅沢を味わうと、おしゃべりもいっそう華やか~になりますね。
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今昔物語/怪力の坊さんの話(その3)

怪力の坊さん3回目です。

僧都をふりおとそうと、男はらんぼうに僧都を
ゆすりながら、すごみました。
「やい坊主、わしは、おまえの着物がほしいのじゃ。
ささっとおりて、着物をぬいで、裸になれ」
僧都は平気です。
「やなこった」
おぶられたまま、足でぐい~と男をしめつけました。
「いててて」すごい力です。男は悲鳴をあげました。
痛みで骨がおれそうです。
「わしは、宴の松原で、月見がしたい。連れて行ってくれるか」
僧都はそういって、またまた男をしめつけます。
「いててて」痛みで目玉がとびだしそうです。
「お連れします」
Bouzu4
宴の松原へつくと僧都は月を眺めながら、のんびり歌を
くちずさみました。
男は重いやら、情けないやらで泣きそうです。
「こんどは、右近の馬場に行ってみたいね」
「かんべんしてください」と男がいうと、
僧都はまた足でぐいっと男をしめつけました。
男は悲鳴をあげて、「お連れします」
ふらふらしながら、右近の馬場へつくと、
僧都はまた、のんびり歌をくちずさみ。。
「こんどは、辻の馬場じゃ」
辻の馬場につけば。。。。「次は西宮じゃ」
西宮につけば。。。
京の都を東西南北 男はどのくらい歩かせされたのでしょう。
ようやく、僧都の寺に着いたときは
もう夜があけていました。
Bouzu5
僧都は一枚着物をぬぐと、「ごくろうさん」といって、
男にやりました。
「やれやれ、一晩中おぶられているのも疲れるわい」
なんとも力の強いお坊さんがいたものです。
(おわり)

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