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2011年11月

2011年11月26日 (土)

秋の絵いろいろ

あっという間に秋が深まってしまいました。
たまには、お外にでて、風情を楽しみたいところですが、
ここのところ、ずっと忙しくて、引きこもりです。とほほ。。。
うちのなかでひとりで、綱渡りやっているみたいです。
せめて、絵で、秋を楽しもうかしら?と秋の絵を集めてみました。

紅葉の山のなか、笛の音にさそわれて顔をだしたのは、だぁれ?
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「もういいかい?」こぎつねさんとかくれんぼ~♪
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牡鹿が雌を求めて鳴いています。そのようすが、ひとりぼっちの自分の
己と重なって、悲しくなります。人恋しい秋です。
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神様、豊かな実りをありがとうございます。
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秋の日の入りに惹かれた清少納言。こんな夕日を眺めていたのでしょうか?
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枯れゆく草のうつくしさにすわる
旅の道すがら、山頭火もひとり、草にからだを休めます。
ものごとは、盛りのときより、終わりのときが、趣き深いもの。
人の一生もこうでありたい。
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では~!また!









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2011年11月18日 (金)

百人一首「恋の歌」その2

平安時代の貴族にとって、和歌は「つぶやき」。
恋人に和歌でつぶやく。独り言でも和歌でつぶやく。
今なら「~なう」っていうツイッターにも似ているなぁ。と思います。

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通い婚だった平安時代。恋人と共寝した明け方、男は女につぶやきます。
あなたと逢うと夜明けがうらめしく感じられますよ。
家に帰らなくてはいけないから。
夕方になれば、またすぐ逢えるとわかっちゃいるけど、いつも一緒に
いたいから、しばしの別れでも、つらいのです~。と。。。若いまっすぐな
気持ちをつぶやいた歌です。
作者は、藤原道長朝臣。すぐれた歌人と嘱望されてたものの、23歳で
亡くなったそうな。。。美男薄命???

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こちらも美男子だったといわれる西行法師の歌。彼は、武士の
エリートコースを捨て、恋も捨て、若干23歳で出家してしまった。
お坊さんなので、恋の歌も間接的。
ひとり旅をしながら、ロマンチックに独り言をつぶやきます。
月を眺めていると、まるで月が「泣け」と言ってるかのように涙が
こぼれてくる。でも、ほんとに月のせい??いいえ、昔の恋が
思い出されるからです。
恋の思い出がよみがえる様子が、月のさえざえとしたようすと
重なって、美しいです~。
終わった恋もこんなふうに、切なくなれるなら、何回してもいい
ですね(笑)

それにしても、平安時代の貴族たちは、恋に真剣だったのか?
それとも、恋する心は「教養」だったり「知的なゲーム」だったり
したのか??
あふれるほどの恋の歌を読んでいると、わからなくなります。
けれど、リアルを追及するのを「野暮」とした美意識が、「雅」を
育てたのは、理解できます。
そのなかには、美しくなくとも美しく歌う「教養」があったり、
うらめしくなくてもうらめしく歌う「マナー」があったりしそうです。
31音のミステリー。読み解くのは、とても楽しいです。

さて、「恋の歌」はひとまず終了。
「絵で楽しむ古典シリーズ」(学研)が発売されたら(3月ごろ)、
また、ご紹介させてくださいね~。

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2011年11月12日 (土)

百人一首「恋の歌」その1

ようやく秋を迎えたようです。秋は、もの思いの季節?
「切ない大人の恋」がふさわしい季節?
恋には、詩がつきものですが、平安時代では、まるで今の
携帯メールのように恋人たちは、和歌を交わして、
お互いの想いを伝えてきました。
そんな恋の歌を本日は、百人一首から、2首。
来年発売される本「絵で見て楽しむ日本の古典」(学研)の 
ちょこっと紹介でもあります。

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離れ離れになってしまった自分たちを、急流で岩にせきとめられて
分かれてしまった川の流れにたとえ、その流れがいずれ下流で
ひとつになるように、いつか必ず愛しいあなたとお逢いするぞ!
と、詠んでいます。
作者は、崇徳院。第75代の天皇でしたが、保元の乱に敗れて
讃岐に流されました。ですから、その頃詠まれた歌でしょうか?
とても情熱的な歌ですね~。平安時代の男性特有のめめしさ?
がない。男らしい歌?です。きっと、意志の強い方だったのでしょうね。
結局、あえなく、讃岐で亡くなってしまうのですが、さぞ、無念だったと
思います。

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逢いに来てくれない恋人に、自分がどんなにつらい気持ちで
いるか訴えた歌です。「松」と「待つ」を掛けて、「藻塩焼きの火」に
「燃える恋心」をたとえています。
こちらは、まるで演歌「天城越え」のような、激しい女心です。
「恨んでも,恨んでも、やっぱり会いたいのよ~」といったところ
でしょうか?でも、こうして和歌にすると、優美!こんな手紙をもらったら、
離れかけた男の人の気持ちももどってくるかしら?と思ったら、
作者は男性!選者でもある藤原定家でした。
ずいぶんもてて、女の人を泣かせたのかもしれませんね~。と、なると、
これは、自慢話だったりして?!(苦笑)
  (つづく)

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2011年11月 6日 (日)

蜘蛛の糸(おまけマンガ)

連載してみた「蜘蛛の糸」のおまけで、まんがを描いてみました。
ちょっとした遊び心です。

かんだたが血の池にもどって、しばらくして
お釈迦様がお声をかけました。
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Blog2
Blog3
Blog5こんなハッピーエンドもあったわけですな。
Blog4
Blog5_2まだまだ、情けの心には、ほど遠そうなかんだたです。
まぁ、人というのは、そんなものかなぁ。
でも、いつの日か、もういちどチャンスがやってくるのを祈りましょう。
その時は、蓮の上にすわるかんだたを拝めるかもしれません(笑)
では~♪








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