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2011年4月16日 (土)

福島の民話「語り部」とアニメ

「おはなし館」~民話の夕べ~という語りの公演にご案内を受けて行ってきました。
語るのは、横山幸子という福島の語り部です。
わたしは、何年か前、福島のテレビで、ずいぶんと福島民話のアニメのお仕事を
させていただいたのです。そのときのナレーションが、横山先生でした。
今回の震災で、どうされたのか?心配しておりましたが、
お住まいが内陸のほうであったので、ご家族もおうちもとりあえず、無事!
とのこと。とにもかくにも、何より。
先生のお元気なお顔が拝見できて、嬉しかったです。
まだ、ライフラインも整わない中、駆けつけてくださった、チャリティ公演でした。
Anime0
学芸大の石井先生の民俗学の解説もうかがいながら、五つのお話を
聞いてきました。
福島にも「桃太郎」のお話があったと知って、びっくり!回春型のものです。
桃を食べたおじいさんとおばあさんが、若返って、桃太郎が生まれます〔笑)
その桃太郎も、鬼のこどもをだまくらかして、お宝のありかを聞き出して、
盗む!という策士〔笑)だったりして、会場は笑いにつつまれていました。
横山先生は、今、避難所をまわって語り、同胞の被災者を
笑わしておられる様子です。
でも、横山先生にいろいろな民話を伝承されたおじいちゃまは、今なお
行方不明のままだとか。。。。悲しいことですが、民話は継承されたのだと
思うと口伝えの文学のたくましさを感じたりもしました。

では、わたしが描いた福島民話アニメの絵をちょこっと、紹介しますね。

これは、とほうもないほらふきの男の話。
Anime1

こちらは、仏の教えを学びたくてお坊さんに化けたたぬきの純情話。
Anime2

いたずら狐をこらしめる旅役者 は狐よりあざとかったなぁ。
Anime3

鬼もいれば。。。
Anime4a

食べ物をひとりじめして、鬼になった若者もいましたっけ。
Anime4
他にもたくさん描きました。いいお話にめぐまれて、楽しい仕事が
できた。住まずとも、わたしは、福島という風土に、お世話になって
きたのですねぇ。
優しく、時にはしたたかに生き抜く福島の民話を、わたしも、わたしなりに
伝えていけたらいいなぁ。と思います。
こつこつと絵も整理して、原稿もまとめて、何らかの形にまとめてみたいなぁ。
と思っています。

横山幸子の語りはこちらで聞けますよ。

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コメント

福島の人の言葉は、温かいですね。
独特のイントネーションがふんわかしていて、
聞いているこちらまで緩くなってきます。
そう民話を話しているような感じかな。
東京にいてもなぜか分かってしまう〜〜クスクス


投稿: アルキメデス | 2011年4月21日 (木) 17時54分

eyeアルキメデスさま
不謹慎ですが、東北弁のすばらしさを
震災のニュースで実感するこのごろです。
このふんわか、あったかい文化を
のこせるような復興であってほしい。と
切に思います。fuji
横山先生のお国ことばでの
「笑い」のある昔話、
きっと励ましになっているだろうなぁ。confident

投稿: ぷりん | 2011年4月23日 (土) 18時09分

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