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2011年2月20日 (日)

英語えほん「勇敢なバーバラ先生」その2

次の患者は、骨ばかりの男でした。
「栄養失調ですね」バーバラ先生は、きっぱり告げると
「注射を打ってあげましょう」と、腕に針をさしました。
ところが、ポキン、針は折れてしまいました。
とたん患者は
「ちがうんです。先生~、頭がわれるようにいたいんです~」
とわめきだしました。
Blog41
「だったら、頭蓋骨を交換してあげます!」
とうとう、バーバラ先生はおこってしまいました。
標本の頭蓋骨と患者の頭をすりかえると、
「もう、帰ってちょうだい!」ときりきりと眉を吊り上げました。
「なんて、ひどい町なの!へんな患者ばかりじゃないの!」
Blog42
さて、このころ町はずれの墓地では、たくさんのモンスターたちが
集まっていました。
「なんて女なんだ!こわがらして、追い出すつもりだったのに、ちっとも
こわがらないぞ」
ゾンビがくやしがると、透明人間もいきまきます。
「あの落ち着きようはなんだ!」
フランケンシュタインはふるえています。
「ぼくは、あの人が、おそろしくて、おそろしくて。。」
スケルトンがうなずきます。
「あたしなんて頭をがんがんたたかれたわ」
わいわい、がやがや、モンスターたちはどうしていいのかわかりません。
さいごに親玉のドラキュラ伯爵が言いました。
「何か、別の手を考えよう」
Blog51
夜になりました。
バーバラ先生の家へ、ひとりの男が飛び込んできました。
「先生、早く来てください!急患です」
忙しい一日を終えて、すっかりくつろいでいたバーバラ先生ですが、
「わかりました」と、立ち上がりました。、
そして「仕事ですから」ときっぱり言って、男のあとをついてゆきました。
Blog52   
着いたのは、なんと墓地!
男はにやにやしながら、言いました。
「さぁ、ここです。ここは、わたしたちが住んでいるところなんですよ」
けれども、バーバラ先生は、やっぱりこわがりません。
「まぁ、ロマンチックなところですね。で、患者はどこにいるの?」
そのとき、お墓がゆれだしました。と、モンスターたちが次々と這い出して
きて、バーバラ先生は、あっというまに囲まれてしまいました。
Blog61
「ははは。。。どうだ、まいったか!おれたちゃ、医者なんかいらないんだ」
「さぁさぁ、すぐに この町から出てゆけ!」
ぶきみな声の大合唱です。

(つづく)

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コメント

次は吸血鬼が出てくると思いました〜
そして最後は、マイケルジャクソンなんて・・・

でもこのストーリーは、スリラーに似ているよね。
すごい!もしかしたら、スリラーはこれをパクっていたりして (*^_+)

投稿: アルキメデス | 2011年2月21日 (月) 17時00分

eyeアルキメデスさま
「スリラー」は知ってるけど、
こんな内容だったの???
まぁ、光栄ですねぇ。happy02
次回は、バーバラ先生がモンスター街に変革の
風をふかせますよ~thunder

投稿: ぷりん | 2011年2月24日 (木) 19時15分

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