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2010年10月24日 (日)

ば化粧師レイコ・クルク

Photo
「ば化粧師」というご本が12月初旬にリトルモア社から発売されます。
パリを拠点に「変身術」をあやつり40年。映画、舞台、オペラと世界を駆ける
日本人がいる。レイコ・クルック。そのめくるめくる冒険談!(帯より)
この本は、特殊メイキャップの先駆けレイコ・クルックさんの自叙伝です。
代表作は。。。きっと、みなさんもいちどは目にされたことがあるのでは?
Photo_2
そして、このご本の出版に先立ち、記念パーティが、代官山の
メゾン・ポール・ボキューズで開かれました。女優の原田美恵子さんも
ごあいさつされたり。。。。映画関係者いっぱい、100名ぐらいの出席?
のとても華やかなパーティでした。
わたしは、レイコさんとはパリでお食事をご一緒させていただいただけ。。。。
なのに、ふしぎなことに???メールを頂戴し(びっくり!)招待され、
末席をよごしてきました(苦笑)
レイコさんは、お写真でわかるように、実にエレガント「かっこいい女(ひと)」
で、ほれぼれしてしまいました。
Photo_3
2
右がレイコさんを紹介してくれた映像プロダクションPhスタジオの近藤さちこ氏

パーティの帰り、ご本を頂戴して、さっそく拝読!
レイコさん、陽のあたる道だけをするすると歩いてきた人ではないのですね。
生まれは長崎。爆心地から20キロ離れていたとはいえ、被災者です。
終戦のとき10歳だったとあります。それから「民主主義!」という価値観の
大変革の中、多感で負けず嫌いな女の子は、まるでサーファのように 時代の
波と格闘していきます。ラジオから、テレビへ。テレビ局から化粧品会社へ。
日本から、パリへ。そのあいだに、同棲、別れ、結婚出産、離婚。。。貧乏は
くりかえしやってくる。読んでいるだけで、目がくるくる してしまうばかりです。
そして、念願だった映画の仕事についた彼女ですが、はじめたばかりのころは
フランス映画界における資格をもっていなかった上に、日本人でしたので、
同業の方たちからはずいぶんとうとまれたようです。
でも、そんなものは、み~んな乗り越えてしまったのね。
読み終えて、感銘を受けたのは、自分の美意識にただただ真っ正直に生き抜いた
姿勢です。「だって、やってみたいのだもの」「これが美しいと思うのだもの」を
押し通すのは大変なことです。その裏打ちに、彼女は新しいメイクの研究をひたすら
重ねながら、技術を磨いていきます。一流の映画監督、俳優さんたちを説得して、
「証明」していくのですもの。戦いの連続だったでしょうね。彼女は「戦士」です。

己の仕事に真摯に戦いぬいてきたという「誇り」が、彼女をこんなに「かっこよく」
見せるのだろうなぁ。
他人の顔にちがう人格をつくり、ファンタスティックな物語へといざなってきた。。。
魔法使いのような彼女。
でも、彼女の心は「すっぴん」なのです。「ほんとうの贅沢な生き方」ってこうした
ことなんだろうなぁ。
パーティで飲ませてもらったシャンパンよりも、レイコ・クルックという戦士に会えたこと。
それが、わたしにはいちばんの「贅沢」となったパーティでした。
少しでも見習って行こうと思います。
Photo_4
レイコさんの似顔絵?を描いてみました♪

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コメント

凄い方ですね!
自分の心に真っ正直に生き抜くこと…
って一番難しい事ですよね。
人の心って、ほんの些細なことで移ろいで仕舞うものだからcrying
日々戦いの中を勝ち抜くことって、
ただ凄い!としか言いようがないですrock
素晴らしい方と縁できたぷりんさんも、
やっぱり戦士なんでしょうね!
私も、爪の垢を煎じて飲ませていただいたつもりで、
頑張ります!
ありがとうございましたconfident

投稿: せりなずな | 2010年10月25日 (月) 22時23分

cloverせりなずな様
「正直」って、いちばん大変。責任がすべて自分に
かかってくるんですもの。でも、たぶんレイコさんと
いう人はそれをやれたのです。annoy
だから誇り高いんです。crown
ほんと、すてきな人でしたよ。
ふりかえると、自分の「甘ちゃんさ」が
恥ずかしいですshock爪の垢をせんじてのもう。。とわたしも
思いました。crying

投稿: ぷりん | 2010年10月25日 (月) 22時58分

絵柄を見て、まずはドキッ!!
なんじゃこれは〜と思って読んでいくとなるほど、そういうことかと。
スゴいタイトルですよね。
このタイトルからも、波乱の人生が伺えそうです。

真っ正直に生き抜くというのは、大変なこと。
レイコさんの意志の強さに、圧倒されます。

こちらはなんとか、細く長くやっていければと、思っているのですが・・・

麹町二席おめでとうございます。
2点入れました〜♪

投稿: アルキメデス | 2010年10月27日 (水) 18時49分

eyeアルキメデスさま
わたしも、細く長く。。継続は力なりで
生きていこうと思います。
分相応に一生懸命やっていきます。happy01
でも、一流の世界を生きる人を間近で感じられたのは
収穫でした。snow
歌会でもようやく2席。嬉しいですheart02
お点いれてくださってありがとうございます、
それより、絶好調のアルキメデスさん。
各歌会で3回連続一席。。すごい!すごい!ですpunchどういった絵にしましょうかねぇ。happy02

投稿: ぷりん | 2010年10月28日 (木) 00時30分

改めて、自分の顔を鏡でみると、なんだか・・いつまでも童顔というか。自分のあいまいな意思のまま生きてきた私。
年齢を重ねると顔に人生がでるのかな。

いろんな表現があるんだとおもう。そして、第一線で活躍する芸術の世界。精神力 体力 気力 そして意思の強さ。あらためて自分には足りないと。。思っちゃいました。

wineパーティの様子もなんだか国際的。。
heart02

投稿: いまはし ゆうこ | 2010年10月31日 (日) 14時57分

cherryblossomいまはしゆうこ様
まぁねぇ。レイコさんは、やぱり特別な方ですよ。
本には若いころのお写真もでていて、もちろんきれい
でらしたけど、年とともに、別の凄みという美しさが
でてきたカンジでオーラを放っていましたぞshine
いつまでも、かわいらしいゆうこさんでいられるのは、
きっと、心が少女なんでしょうねvirgo

お互いすてきな年のとり方をしたいですね。happy01

投稿: ぷりん | 2010年10月31日 (日) 15時28分

突然、この欄をお借りして連絡させていただき申し訳ありません。岡山大学の小林と申します。
今朝の日本経済新聞(文化欄,36面)にReiko Krukさんの「私はパリのば化粧師」が掲載されています。
私も先日のパーティーに出席させていただいており、また、今年の1月にも、パリのご自宅にお招きして
いただいたりした関係もあり、早速[reiko.kruk@orange.fr]宛にメールさせていただいたのですが、
メールが届きません。
もし現在のメールアドレスをご存じであればお教えいただきたいと思い、連絡させていただきました。
記載させていただいたメールアドレスは、岡山大学医学部のメールアドレスです。
ご返信いただければ大変幸いでございます。
小林 榮 拝(名は、しげる、と読みます) 

投稿: 小林 榮  | 2010年12月28日 (火) 09時55分

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