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2010年7月

2010年7月27日 (火)

くじラッターマンの唄

暑い暑い毎日です。
そこで、夏ばてをふきとばす
元気な唄をひとつつくってみました。

「お助け くじラッターマンの唄」
Photo
Photo_2おいらの ニンムは おたすけマン
     おっと、だれかが よんでるぜ
     ゲンバ キュウコウ してみれば
     ふたつの 島に おさるさん
     わかれ わかれに すんでいた

Photo_3 どちらも おさる なんだもの
     行ったり 来たりで キッキッキ
     なかよく あそんで みたいんだ
     だけども おさるは 泳げない
     どうした こまった キッキッキ
Photo_4オーケー リョウカイ まかせろよ
     まほうの しおふき ザンブラビューン
     ラッター ラッター ザンブラビューン
     りっぱな 橋の できあがり
     ニンム カンリョウ 最敬礼
Photo_5Photo_6
     おいらの ニンムは おたすけマン
     ザンブラ ザンブラ ザンブラビューン
     まほうの しおふき ザンブラビューン
     こまった ときには よんでくれ
     くじラッター ラッター くじラッターマン
2_2
くじらとおさるのふたチームに分かれて、むかいあって
歌っても楽しいかな。さいごは、合唱!

はぁぁ、それにしても暑いですね。
くじラッターマンに水のすべりだいでもつくってほしいです。
「くじラッターマン助けて~!」
 

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2010年7月17日 (土)

小川未明文学賞大賞「アンモナイトの森で」

「赤いろうそくと人魚」「月夜とめがね」などで知られる小川未明は、
日本の童話の父とよばれ、千編をこえる作品をのこしました。
いつも弱いもの貧しいものに慈しみの心をもちながら、社会の不正には
立ち向かう勇気と正義感をもちあわせていた小川未明。
そんな心を受け継ぐために生まれた「小川未明文学賞」です。
今年で18回目。大賞に選ばれたのは市川洋介の「アンモナイトの森で」です。
このお話がこのたび、単行本となって学研教育出版から発売されました。
わたしは、表紙、挿絵を担当しました。
Photo
市川氏は(私はお会いしていないのですが)北海道の三笠という町の生まれ。
この町は炭鉱の町。また、白亜紀の地層が露出していて、
アンモナイトの化石がたくさん出ることでも知られています。
この物語は、そんな彼のふるさとを根っこに創作されました。
さて、どんなお話か??ちょこっと、また立ち読みです(笑)

舞台は明治、北海道の開拓民が住む炭鉱の集落です。
主人公チヨは、ここで生まれ、幼いときから原生林を自由に飛びまわってきました。
でも、森にすむものたちのなわばりを荒らすようなことはしません。
彼らに敬意を払い、森の王者ヒグマとも心を通わしていました。
1
そんなある日、枯れ沢で貝の形をした美しい石を見つけました。
そう、アンモナイトの化石です。
この発見によって、神聖な森に調査団がはいりこむことになりました。
学者たちを森の奥深くに案内するチヨ。
すてきな若い学者さんに頼りにされ、親切にされ、どこかどきどきします。
2
ところが、アンモナイト化石の調査で謝礼がもらえると知った村人たち。
もっと広域な調査をしたくなった学者たち。
人間の欲がふくらんできて、平和だった森に銃声が響くようになって
しまいました。
3
「自分があんな化石を拾って、案内したばかりに。。。」
追い詰められていくヒグマたちに、チヨの心は痛みます。
なんだか恐ろしいことがおこりそうな気がします。
「どうかヒグマたちのなわばりを荒らさないでほしい」
チヨの切なる願いは届くのでしょうか?
4
この本は、市川氏が北海道の市役所退職後書いた、渾身の作。
読み応えあります。デビュー作品!です。
わたしも、デビューの挿絵ということで、責任と応援の気持ちで
挿絵をつけました。今後、作家として、どんなご活躍をされるのか?
楽しみです。

夏休みの読書に(小学校3年ぐらい~)おすすめの一冊。
どうぞ、手にとってみてくださいませ。
お買い求めはこちらです。

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2010年7月11日 (日)

はじめての電子書籍(ステップ1立ち読みしてみよう編)

「電子本」「電子書籍」。。。といった言葉。
近頃みなさんもお耳にしているかと思います。
紙ではなく、パソコンやiPhone  iPadなどで読める本のことです。
なんだか難しそうね。と思っておりましたが。。。

先日、今までこのブログで描いてきた絵本を「電子出版しませんか?」
とのお話を頂戴し、わたしも思いきってこの電子の世界にエントリー!
電子絵本を出すことにしました。

版元(出版社)はA.I.M.天野氏。こちらでお世話になり、
まずは2作アップいたしました。
ひとつは先日連載した「おならのお嫁さん」
もうひとつは以前連載した「戻り橋の鬼」。
Smashhyousi
この出版にあたって、文章も練り直し、絵もブラシアップし、
ニューバージョンにしました。
Photo
ですが。。。さてさて、はじめての電子絵本です。
どういったものなのかしら?
まずは「立ち読み」してみましょう。

1.まずはこちらをクリック!
このページは版元A.I.M.の「本の目録」ページです。
ここで「お気に入り保存」をしておきます。
そして、画面を下へ少しスクロールして
本のタイトルをクリック!
Smash1
2.すると、「smashwords」という本屋さんの棚です。
また、画面を下へ少しスクロールにてView sampleをクリック!
Smash2
3.本の表紙がでてきましたね。
そしてまた、画面を下へ少しスクロール。。。
Smash3
4.はい、立ち読みコーナーです。ちょこっと、のぞけます。
Smash4
いかがでしたか?
わたしは、こちらで、日本のむかしばなしや伝承の世界をシリーズにして
どしどし、出版していこうと思っています。
来月のなかばに次を出版する予定です。
そのときお買い物の際に必要な「無料会員登録(英語)」のご説明をしますね。
(まぁ、いずれ、日本語登録もできるようになると、思いますが)

さて、このシリーズ、今は日本語ですが、おいおい「英語版」もそろえて
いくつもりです。かねてから、むかしばなしを日本のファンタジーとして伝えて
ゆきたいなぁと思っていました。おちゃめでおおらかだったり、勇敢だったり、
けなげだったり、妖怪や魔物にも敬虔 だったりする日本人の豊かな心を
伝えてみたい。その夢の実現の可能性を秘める電子絵本への挑戦です。

翻訳に挑戦!してみたい方はこちらの画面右下「お問い合わせ」から、
自己紹介の一報をくださいませ。
Sumash
こちらはSmashwordsにおける作家紹介ページです。

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2010年7月 4日 (日)

水蒸気飽和状態(6月歌会)

去る6月22日(火)五行歌の会「麹町倶楽部」の歌会に出席
してまいりました。
このたびの栄えある一席は「渡邉加代子」さんです。

水蒸気飽和状態
指動かせば
水滴つきそう
この息吐けば
雨になりそう

作者のお話によれば、梅雨のじめじめ、じめじめ感を
詠み上げた歌だそうです。
その湿度にぐったりしながら、思いついた歌なのでしょう。

う~ん。。どうしたら??この作者の意図を絵にできるか?
今回、わたしは苦戦です。
というのも、わたしには、ここから湿度の高さが読み取れない。
とほほ。。。読解力が足りなくて、作者に申し訳ないです。

「水蒸気」というと「水色」をイメージしてしまうし、
指動かして、水滴がついたら、「ひんやり」して気持ちよさそう。と
思ったり、息が雨になるなんて、「涼やか」だなぁとカンジたりで
どうしたものか??考えてしまいました。
4行がとてもロマンチックなのですよね。リズムがきれいで
音楽的です。水のはいったコップをスプーンでたたいているように感じるのです。
それと、「水蒸気飽和状態」という科学ふうの言葉が、私の頭のなかで
結びつかないのです。

困った。。。でも、これは「サウナ状態」の歌なのですから、
「骨まで蒸し蒸し」の絵にしようと決意?して、こんな絵になりました。
Suijyouki
「梅雨時、体調に気をつけましょう」とでもいった、ポスターふうです。
これは、これで、絵としては楽しくできたかな(笑)
がいこつというより、レントゲン写真です。
暑くって、暑くって、骨まで赤くなっちゃったのね。

でも、歌会の重鎮村瀬先生は、この歌をまったくちがった読み方を
なさいました。
「一見すると、湿度の高い雨季の様子を詠っているように見えます。
でも、私には、今にも泣き出しそうな、叫び出しそうな。。。かろうじて
平衡状態を保っている、作者のぎりぎりの気持ちが迫ってきました。
とつとつとしたリズムも孤愁感を表出していて、秀抜です。」

うんうん、さすがだ!作者の意図を超えて、歌がりっぱに独立!
こちらの読みで絵を描いたら、まったくちがったでしょうね。
みなさんは、この歌をどんなふうに読まれましたか?

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